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我が家のフローリングには傷があるけどフロアコーティングで綺麗になるのかしら
コーティング剤によってフローリングの傷や凹みが埋まりそうだけど、どうなんだろう
居住中のご自宅や中古物件を購入の際にフロアコーティングを検討すると出てくる問題がフローリングの傷です。フロアコーティングをしたいけど傷のあるフローリングにコーティングをしたらどうなるんだろうと気になっている方も多いのではないかと思います。ここでは傷ついたフローリングにフロアコーティングをした場合、どのような仕上がりになるのかをご説明いたします。
こんにちは!
クリーンエクスプレスWEB編集担当のKJです!
早速ですが、皆さんは傷や凹みのあるフローリングにフロアコーティングを施工したらどうなると思いますか?
傷や凹みにコーティング剤が溜まり、傷が埋まる?
傷もコートされて見えにくくなる?
いいえ、どちらも違います。
では傷のあるフローリングにフロアコーティングをしたらどうなるのでしょうか。
実際にフローリングサンプルに傷をつけて、その上にコーティングを施して確認します。
それでは参りましょう!
フローリングサンプルを使用して実験
実際に貼ってあるフローリングでのテストはできないので、今回はフローリングをカットしたサンプルを用いて実験を行います。まずは傷も何もないフローリングから確認しましょう。
フロアコーティングの実験って楽しいですよね!
どんな結果になるんでしょうか!
今回は傷ついたフローリングにフロアコーティングを施すことで傷は消えるのか?という内容です!
結果は実験してみてからのお楽しみです!
傷のないフローリング
当然ですが、無傷のフローリングに施工をすれば非常に綺麗に仕上がります。
下の写真のテープから右側にコーティングを施工するので、その範囲に傷をつけていきましょう。
フローリングに傷をつけてみる
ハサミを使ってわざと傷をつけてみました。
切り傷のようなものから凹み傷まで作っていきます。
傷ついたフローリング
傷をつけたフローリングがこちらです。
こんな傷はなかなかつかないと思うかもしれませんが、生活傷って結構つくものなので、中古住宅などではよく見ます。
通常であればリペア業者さんがパテ埋めなどを行なって補修をしますが、この程度だと補修に費用をかけるのも勿体無いですね。
傷をつけたフローリングにフロアコーティングを施す
傷をつけたフローリングに当社のフロアコーティングを施工しました。
今回はUVフロアコートEcoを施工しましたが、光を当てるとコーティング前と同じように傷が見えるのがわかります。
ただ、傷の種類によっては見えにくくなるものもあることがわかりました。
フロアコーティングで傷は消えないけど、見えにくくなるものはある
今回の実験では傷をつけたフローリングにフロアコーティングを施工することで、傷は消えないということがわかりました。しかし、UVコーティングのような厚膜のコーティングを施工することで、傷が見えにくくなるものもありました。凹み傷などに関してはコーティングを施工することで目立ってしまう場合もありますので、結論としては傷は消えないというふうに考えましょう。
フロアコーティングでは傷は消えないんですね!
そうなんです!
『コーティング剤が傷を埋めてくれるのでは?』と考えられるお客様もおられますが、コーティングの厚みはミクロンの世界なので傷を埋めることはありません!
フローリングの傷を消すにはどうすれば良いのか
上記ではフローリングの傷はフロアコーティングでは消せないということがわかりました。ではフローリングの傷を消したい時にはどの様にすれば良いのでしょうか。
フローリングには大きく分けて2種類が存在します。複合フローリングと無垢フローリングです。この2種類ではフローリングの傷の消し方が違ってきます。ではどのように消すのでしょうか。
複合フローリングの場合
複合フローリングとは何層かの木の板によって形成されたフローリングを指します。現在の一般的な住宅ではほとんどがこの複合フローリングを標準で使用しています。この複合フローリングの傷は『消す』というよりも『隠す』という言い方の方が正しいでしょう。複合フローリングは表面の補修行うことで傷を隠すことができます。ホームセンターなどでもフローリングの補修剤は販売されていますが、補修はDIYでは簡単にできるものではないので、専門業者に依頼するのが良いでしょう。また、フロアコーティングと複合フローリングの補修を同時にする場合はフロアコーティングを先に行い、目立つ傷だけ補修すると綺麗に仕上がります。
無垢フローリングの場合
無垢フローリングは複合フローリングとは違い、一枚板で作られたフローリングです。複合フローリングとは違い、層がないので表面を削ることで新しい木目をだすことができます。無垢フローリングの研磨は従来より無垢フローリングのメンテナンス方法として施工されてきた工法です。フローリング表面を傷ごと研磨で削り落とします。まるで新品の時のように綺麗になるので、無垢フローリングのお客様はこの方法にて傷を消すのが一番良いでしょう。約1mmの研磨でほとんどの傷やシミが取り除けます。
フローリングは補修や研磨をすることで傷を隠したり、消したりすることができるんですね!
建売やマンションの標準は複合フローリングですので、基本はリペア業者さんによる補修で考えた方が良いかと思います!注文住宅やリノベーション住宅などでは無垢フローリングもあるかと思いますので、その際は研磨をご検討されるのが最善ですね!
研磨であれば当社にて施工が可能ですので、ご相談ください!
シートフローリングの場合は張り替えや上貼りという方法もある
シートフローリングが傷だらけになっていたり、経年劣化で状態がよくない場合は無理に補修をするのではなく、張り替えや上貼りという方法もあります。範囲が大きすぎる場合はリペアでも20万円、30万円という費用がかかることがあります。そうなると張り替える費用と変わらなくなりますので、どうせなら張り替えてしまう方が良いでしょう。張り替えの費用が出ない場合は、上貼りなどで価格を抑えて新品同様にする方法もあります。いずれにしてもフロアコーティングをするのに一番良い状況となりますので、張り替えと合わせてフロアコーティングもご検討いただけます。
費用がそんない変わらないなら新品に張り替えてフロアコーティングした方が気持ちがいいですね!
見た目もですが、補修では蘇らないフローリングの寿命がリセットされますので、張り替えが一番いいですよね。フロアコーティングも新品の際に施工をするのが一番良いので、メリットだらけです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
傷のついたフローリングにフロアコーティングを施工しても傷が見えにくくなることはあるかもしれませんが、消えることはありません。どうしても傷を消したい場合はフロアコーティングを施工した後にフローリングの補修を行うか、無垢フローリングの場合は、フローリング研磨を行い綺麗な状態でフロアコーティングを施工するのが良いでしょう。
シートフローリングの場合は、消えない傷や、傷が多すぎる場合などは張り替えや上貼りという方法も視野に入れておくと良いかと思います。
無垢フローリングの研磨は当社でも行っておりますので、無垢フローリングのお客様は研磨も是非ご検討ください!
皆様の生活がより良いものとなりますように。
それでは今回はこの辺で。
またお会いしましょう!