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フロアコーティングの価格相場はどれくらい?
コーティングの種類によっても変わるの?
フロアコーティングの出始めの頃は、材料費や機械が高価だったため一般的な一戸建てで60万円以上ということも多かったのですが、最近では半額ほどまで値段が下がってきました。しかし、塗料価格の上昇や溶剤価格の上昇により徐々に価格に変化が見られています。フロアコーティングの価格相場は昔に比べ安価になってきておりましたが、材料費の高騰によって2022年中頃から徐々に上昇傾向にあり、2023年も上昇致しました。では2024年ではどの様な変化が見られたのでしょうか。
こんにちは!
クリーンエクスプレスWEB編集担当のKJです!
フロアコーティングの施工をご検討中のお客様は実際にフロアコーティングの価格相場がどれくらいのものなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
実際に相見積もりを取れば現在の価格相場というものはわかるものですが、その作業が面倒だったりしますよね。
今回はそんな皆様に現在のフロアコーティングの価格相場についてお話いたします。
2023年では価格は上昇傾向にありましたが、2024年ではどのように推移しているのでしょうか。
それでは参りましょう!
フロアコーティングの価格について
フロアコーティングの価格はフロアコーティングの種類や施工する会社、面積などによって異なります。安ければ、10万円以内から施工できる場合もありますし、高ければ100万円近くなるなんてこともあるでしょう。同じ種類のコーティングでも施工する会社によって価格は変わりますし、広さが広くなれば当然高くなります。では同じ種類のコーティングなのに何故価格が変わるのでしょうか?それは人件費やコーティング剤の品質の違いによって変動があるのではないかと考えられます。
コーティング剤の品質の違いとは
同じ種類のフロアコーティングでもコーティング剤を作るメーカーは異なります。同じメーカーのものを使用している施工店様もいますが、フロアコーティング業界はオリジナル商品の販売を行なっている会社も多く、メーカー共同開発のコーティング剤の為、安く仕入れて施工しているという会社様もいる様です。
施工店によっては自社で塗料を入手するのが難しく、老舗のフロアコーティング会社から購入している会社も少なくありません。その様な会社の場合は、どうしても施工価格が上がってしまうのではないでしょうか?
人件費の違いとは
人件費の違いは、安価な施工を行っている会社では施工スタッフが1人しか来ないことがあります。1人しかこないのと2人体制で施工にお伺いするのでは、人件費が単純に2倍違うことになります。また、1人での施工では技術的な質の違いや事故発生リスクなども出てきますので、施工には2人以上でくる施工会社を選ぶことをオススメします。ここがフロアコーティング業界では『安かろう悪かろう』と言われるポイントです。
コーティング剤って同じ種類のものでも品質の違いがあるんですね!
しかも作業にくる人数も会社によって違うとなると確認は必須ですね!
コーティング剤(塗料)の違いは非常に大きく、施工性や仕上がり、耐久性能が全く変わってきます。施工性が良いものほど、仕上がりが綺麗になりトラブルが起こりません。また、耐久性能に関しては剥がれにくい、傷がつきにくいなど様々ありますので、サンプルで確認をおすすめします!
ちなみにですが、当社の取り扱うUV塗料は当社のみが販売窓口となっている大手塗料メーカーの国産UV塗料で、施工性や耐久性など国内最高品となります。
種類ごとの価格の違い
フロアコーティングは種類によって大きく金額が変わります。従来の主流とされてきた水性フロアコーティングやシリコンコーティンングなどは今では比較的低価格での施工が可能です。しかし、今ではUVフロアコーティングや無機質ガラスフロアコーティングなどの次世代コーティングが頭角を現し、耐久性や耐薬品性など従来のフロアコーティングにはない強さを持つことから、フロアコーティング業界としてもこの2種類の内、どちらかを取り扱っていく必要性が出てきています。
UVフロアコーティングの価格
UVフロアコーティングの価格はフロアコーティングの中でも高く、理由としては特殊な技術を用いることと、UV塗料の価格が高いことからだと考えられます。通常のフロアコーティングとは違い、施工を行うのに手間と時間がかかります。しかし、スタッフの頑張り次第でスピーディな施工が可能であり、即日硬化によるお引き渡しが可能となっております。塗料に関しても一般販売はされておらず、業界的にも高価なフロアコーティングとなっております。
概算価格は一般的な3LDKマンションで25万円〜30万円前後が一般的です。
ガラスフロアコーティングの価格
ガラスフロアコーティングはUVフロアコーティング同様に塗料の価格が高く、今までのフロアコーティングに使われていた塗料の価格とは全く異なります。しかし、UVフロアコーティングよりも施工に対する手間は少なく、その分施工価格は抑えられています。とはいえ、従来のフロアコーティングよりは下地処理など施工手順は増えており、時間は掛かるためそれなりの費用がかかってしまいます。
概算価格は3LDKマンションで20〜25万円前後が一般的です。
シリコンコーティングの価格
シリコンコーティングは塗料自体の価格がとにかく安く、安価に施工ができるという点人気のある商品です。施工自体はガラスコーティングよりも少し楽になる部分もあり、安価に施工をしてくれる施工会社も多いでしょう。
概算価格は3LDKマンションで10〜15万円前後が一般的です。
水性コーティングの価格
水性コーティングは剥離も可能なコーティングで10年に一度リコートを行うのを目的として施工することがほとんどですので、安価に施工ができます。塗料自体も比較的安価であり、施工自体も難易度は低いので、施工会社としてもお安くご提供しやすい商品です。
概算価格は3LDKマンションで10〜15万円前後が一般的です。
やっぱり一番高いのはUVコーティングなんですね!価格が安い水性コーティングも魅力的ですが、耐久性の差が気になります!
UVコーティングの耐久性は水性コーティングの3倍以上なので、価格もそれ相応です。
さらに、耐傷性や耐薬品性もUVコーティングの方が圧倒的に強いので、コスト的に問題なければUVコーティングがおすすめですね!
2024年8月現在のフロアコーティングの相場について
フロアコーティングの相場は日々変化していますが、2024年8月現在では以下のようになっております。
どこの会社もそこまで金額の差はありませんが、一部の会社ではUVコーティングよりもガラスコーティングの方が値段が高く設定されているところもあります。材料費の問題とは思いますが、あまりに安いUVコーティングの場合はサンプルなどで強さの確認をすることをおすすめします。
商品(60㎡) | A社 | B社 | C社 |
---|---|---|---|
UVフロアコーティング | 約25万円 | 約20万円 | 30万円 |
ガラスフロアコーティング | 約25万円 | 約45万円 | 30万円 |
シリコンコーティング | 約15万円 | 約20万円 | 15万円 |
水性フロアコーティング | 約10万円 | 約15万円 | 10万円 |
会社によってはUVコーティングよりもガラスコーティングの方が高いことがあるんですね!
従来はUVコーティングよりも高いフロアコーティングはありませんでしたが、最近はガラスコーティングの価格改訂を行なっている会社も見受けられます。当社ではガラスコーティングも最高品質のものを取り扱っておりますが、UVコーティングとはほとんど差がないようにしております。
また、UVコーティングの中には無溶剤塗料や水性塗料のものもあり、仕入れ価格が安いことから、安く施工を行える会社もあるのではないでしょうか。
安く手に入る無溶剤と水性塗料のUVコーティングは品質としてはどうなんですか?
溶剤系のUVコーティングに比べれば耐久性や耐傷性などは低いです。
品質に関してはサンプルを取り寄せて確認するのが良いと思います!
UVフロアコーティングの施工価格について
コスパは良い!
普段、ワックスを使われてお手入れされている方は半年~1年に1度ワックスの手間と費用が掛かります。また、ワックス等のメンテナンスをしない場合は、フローリングの劣化が早く、フローリングを張り替えるタイミングが早くなるためコストが嵩みます。
その点、UVフロアコーティングは1度施工する事で30年以上(当社の商品)の間フローリングを保護しその間のメンテナンスは日常のお手入れ(お掃除)だけで済みます。
ワックスと比べても最終的なコストとしてはお得
熱湯の飛散や家庭で使われる薬品、洗剤等にも対応する為、材料自体が高価です。
高品位な商品なため、施工には専用の機械が必要であったり、専門の知識をもつ職人が作業する必要があるため、施工費も安くはありません。
UVフロアコーティングを2階建ての戸建て住宅4LDKに施工する場合で30~40万円程が相場です。施工する広さによってもお値段が変動するので、1階のみの施工やマンションの場合には費用をさらに抑える事も可能です。
ただし、イニシャルコストは高めですが、メンテナンスに費用がかからない分、フローリングワックスのメンテナンス頻度を考えると正直安いです。
ワックスよりも安いならワックスを選ぶ必要はなさそうですね!
そうですね!
ワックスメンテナンスはイニシャルコストが安いので、安く見えますが頻繁なメンテナンスが必要なので、最終的なコストはフロアコーティングの方が安いです。
メンテナンスにかかる費用
ワックスではない為、扱いが難しいと思われがちなUVフロアコーティングですが、日常のお手入れは今までの生活とほとんど変わりがない為、気軽に利用して頂けるのもメリットの一つです!
経年により、部分的な剥がれや摩耗等が起こった場合のメンテナンス費について見ていきましょう。
メンテナンス方法
普段のメンテナンスは日常のお手入れで問題ありません。
当社で扱っているUVフロアコーティングは擦り傷に強い為掃除機掛けも可能です!
また、フローリングワイパーのドライ、ウエットにも対応しています。
しかし、ワックスが含まれているウェットシートには注意が必要です。コーティングがワックスを弾いてしまいますので、ご利用にならないで下さい。
費用については掃除機がけの電気代とフローリングワイパーの費用ぐらいなので、ワックスメンテナンス費用が節約されます。
部分補修のコスト
UVフロアコーティングは部分補修が可能です。
補修やリコートが出来ないのでは?との質問がよくありますが、そんなことは一切ありません。
フローリング自体に傷がついてしまっている様な場合には、フローリングを補修する必要があります。価格については、一部分が剥がれてしまった場合や摩耗している部分は、内容を確認しコーティングのお見積りをお出ししています。
傷がある場合は、一般的に床の傷を直す為に掛かるリペア代+コーティング補修費用が必要コストになります。
普段のメンテナンスには費用がかからないと言うのが嬉しいです!
普段もメンテナンス費用はかかりませんし、コーティングの有償補修をする場合はなかなかありません。どうしても定期的にリコートをしたいと言う場合は別ですが、基本的にはランニングコストはかからないと言う風に考えても良いと思います!
入居中の家にUVフロアコーティングをする場合の別費用
入居中は家財がある状況。そんな場合でもUVフロアコーティングは可能です。
その場合にかかる費用をプラスして実際にフロアコーティング価格を算出する必要があります。
施工日の宿泊費
施工当日は臭気の問題から外泊されるお客様も多いです。
こちらは絶対ではありませんが、可能であれば1泊分の外泊費用を追加で考えておくと良いでしょう。
ペットがいる場合
必ずペットホテルをご利用下さい。
施工日はどうしても臭いがあります。安全上の観点からもペットはペットホテルへお預け頂きますようお願いいたします。
水槽で飼われているペットに関してもペットホテルをご利用頂いております。
テレビやテーブルはどうする?
テレビやダイニングテーブルなどは移動出来るサイズの場合、事前に作業しないお部屋(和室など)に移動をお願いしています。移動出来ないサイズの場合は養生した状態で施工が可能です。どうしても大型の家財を移動したいという場合のみ移動費用が必要です。引越し業者や便利業者に依頼し、一時的に家財の移動をする費用を追加しましょう。
実際にどれくらいの金額でフロアコーティングは出来るの?
入居中でも施工出来るという事は分かりましたが、お値段はどれくらいになるのか見ていきましょう。
未入居と入居中では作業工程が違います
新築で未入居の場合と入居中では家財の量が異なる事や価格が変わります。
ご入居前は家財がない為、養生する範囲も予め決まっています。また、新築の場合には床材の情報が比較的簡単に確認が取れるため密着確認も容易です。
これに対し、入居中の場合は生活されている状況の中での作業のため、下見が必要であったり家財の周りを養生する必要があるため、準備の段階から工程が異なってきます。
これにより、新築で未入居時あるいは中古住宅やリフォームの場合にも未入居の状態での作業をお奨めしています。
施工する広さにより値段が異なります
施工面積により、使用する塗料の量や養生の量も変わってきます。さらに、1日で施工出来ない場合は2日間に亘って作業する事もあり状況に応じてお見積り価格が異なります。
UVフロアコーティングの参考価格
こちらの価格は一般的な条件での概算価格です。現場の状況によって価格は変動します。
各会社によっても価格は異なりますが、目安として算出致しました。
新築マンション 未入居 3LDK+廊下(約60㎡~70㎡程) 約30万円前後
1フロアで家財の移動がない場合を想定した金額です。
新築戸建て 未入居 4LDK+廊下+階段(約70㎡~80㎡程) 約40万円前後
2階建ての一般的な戸建てを想定した金額です。
クローゼットの施工をするか否かでも価格は変動します。
戸建て 入居中 LDK+廊下(約30㎡~35㎡程) 約20万円前後
1階にリビングがある一般的な戸建ての場合を想定した金額です。
階段を追加する場合は別途追加料金が発生します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一言でフロアコーティングの相場はいくらくらいというのは難しく、種類によっても金額は異なります。
また、塗料などは価格改定によって仕入れ価格の高騰などもあります。現在では上記の価格帯で施工できる会社も多いとは思いますが、5年後にどのようになっているかはわかりません。
フロアコーティングは高価なものに感じるかもしれませんが、現時点では非常にコストパフォーマンスの良い商品です。
相場としては広さがあるのであれば、高いものでも40万円以内であれば選んでも問題はないでしょう。
ただし、しっかりとそのフロアコーティングの特徴や使っているコーティング剤についてはご確認をしていただき、調べていただいてから施工されることをお勧めします!
それでは今回はこの辺で!
またお会いしましょう!